当院では、腰痛・股関節痛・膝痛で来院される方も多く、ある程度の所まで症状が落ち着いてくると、歩行指導も行なっています。
数年前までは、脚を肩幅に開きゆっくり大股で歩くことを推奨していました。
大股で歩くことで、前に出す足は踵から着地し自然と足の親指で地面を蹴る形になるので理想の歩き方だと自負していました。
しかし、この歩き方だと関節への衝撃が強く、ふくらはぎが疲れてしまうので、関節疾患のある方や長距離歩行には向いていません。
では、どのような歩き方が理想なのか…
①まずは、脚を骨盤幅(横幅)に開きます。
②骨盤幅は両足の踵をつけた状態で、両足のつま先を逆ハの字に開き、つま先を固定して両足が平行になるように踵を開きます。その横幅が骨盤幅です。
③前に出す足は、そっと引き上げて、体の少し前に落とす。
④踵からではなく、足裏全体で着地する(その際に、足の指で地面をつかむように)
⑤同時に、後ろに残った脚をスッと引き上げる(その際、足首を伸ばす)
⑥常に着地している足に体の重心があるようにする(耳、肩、骨盤、着地した足を一直線にする)
ポイントは踵から着地しない、足の指で地面をつかむことです。
今までの歩き方と全く異なるように思いますが、この歩き方こそ、体に合った本来の歩き方になります。
この時期、日中は流石に暑くて外出もしにくいので日が落ちかけの晩以降に歩いてみては如何でしょうか。
それではまた( ^_^)/~~~
やはた整体院
📞080-5338-3335<完全予約制>